世田谷だけではなく、これはとくに都市部に関して言えることなのですが、人気のデザイン住宅と言えば、「ロフトがついている」、いわゆる「ロフト付き住宅」だといわれていますね。

やはり都市部の場合は、狭小住宅傾向がありますので、「スペースをより広く見せること」「限られたスペースをより有効に使えること」が住宅における課題となってきます。

そこで、それらを解決する要素のひとつとして提案されているのです。

「ロフト」とは、本来の意味では「屋根裏のスペース」のことをいうのですが、現代日本の住宅においては、天井を高くして、二層のスペースに分けた部分の上層スペースのことを指していう傾向があります。

ですから、現代日本の住宅においては、屋根裏においてたまたまできたスペースというよりも、「ロフト」を作るために天井を高くして、部屋全体への開放感、そして上層部での収納スペースの確保を目的に、つくられるようになっています。

つまりは、狭小スペースに住宅を建てるにあたり、非常に機能的だということができるのです。

ですから、なにも「デザイン住宅」は一戸建て住宅に限ったことではなく、アパートなどの集合住宅などでも、非常に人気が高いのです。